東京でタトゥーを消すことにしました
温泉に入れないタトゥーは刺青と同じ
若い頃に遊び気分で右腕に入れたタトゥーは、当時の自分にとっては自慢できるものでした。
その時に好きだった名言をアルファベットにした図案は凝っており、遊び仲間や同世代の友達からも褒められてとても自慢に思っていたのです。
両親に右腕を見られた際には苦言を言われたものの、そもそもあまり親密な付き合いをする家族ではなかったこともあり、自分の体なのだから好きにしていいはずとも思っていました。
学生時代はそれで良かったのですが、社会人になってみると事情が違ってきます。
まず最初の困ったのが社員旅行での入浴です。
仲の良い職場だったこともありホテルに備え付けられた温泉に同僚たちと向かったのですが、入り口に刺青のある方はお断りの表示がしてあったのです。
自分の意識としてはタトゥーと刺青は別のものだったので深く考えずに脱衣場へと向かったのですが、服を脱いだ瞬間に同僚に腕を見られ、あなたは温泉に入れないのではないかと指摘されてしまいました。
確かに他人から見れば刺青と違いはありません。
指摘されたことで、あれほど自慢に思っていた凝った図案や色味なども恥ずかしく思えてしまい、温泉は断って逃げるように部屋に戻りました。
幸いなことにそのときに一緒にいた同僚たちは私が温泉に入れなかった事情を他人に話すことはなく、それからも寿退社するまで無事に務めることができたことに感謝しています。
温泉に入れないタトゥーは刺青と同じ
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